読書メモ: 「とにかく早起き」(高田晃著)明日香出版社

読書メモ: 「とにかく早起き」(高田晃著)明日香出版社

目次


高田晃さんの最新著作

高田 晃(著): とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力 / 4756923771 手帳術で有名な高田晃さんの書籍。私が利用しているシステム手帳バインダーも、高田さんが展開している「Design my life」というブランドのものです。高田さんは、「手帳で夢をかなえる全技術」という書籍や「ライフデザイン手帳」という綴じ手帳も出版されており、手帳好きな方は聞いたことある方もいるかなと思います。

そんな高田さんの2025年5月現在、最新の著書が「とにかく早起き」という書籍になります。

 

手帳と関係ない本やな

本サイトは手帳についてのサイトですが、「とにかく早起き」というタイトル通り、直接手帳とは関係ない書籍にはなります。ただ、手帳は目的ではなく手段で、その目的とは素朴に言えば「自分の人生をよりよくする」というものです。手帳を使って自分を管理し、平等に与えられた時間をどう使うかを管理することで、人生をよりよくするツールです。手帳や自分の人生をどうするか、という観点で考えるとき、どうしても「時間」は切っても切り離せない概念になります。

本書は、その 「時間」について、とても重要な示唆を与えてくれた ので、その点についてちょっとまとめておきたいなと思ったのが、本エントリを書き始めたきっかけになります。

 

早起きは良いことという漠然としたイメージがある

昔から早起きは三文の得みたいな言葉から、早起きは良いことと言われています。誰にも邪魔されない時間なので集中できるとか、一番すっきりしている時間帯なので、思考や勉強に向いているとか、おそらく大体の人が子供の頃からなんとなくそれとなくそういったことを言われたり、聞いたりしたことがあるのではないかと思います。

そういえば、私自身も、夏休みの間に連日早朝から、早起きしてラジオ体操してスタンプを集めてお菓子をもらえた、みたいなことが子供の頃にありました。夏休みだとダラダラして生活が乱れるからそれを防止しようということだと理解していましたが、今思えば、それだけでなく、あわよくば早起き習慣を身につけさせようということだったのかもしれません。

 

とはいえ、難しいよね

とはいっても、やっぱり朝は眠いですし、睡眠は大事ですし、社会に出てからは夜中まで仕事していることも別に珍しいことでもないですし、少しでも寝たい、寝ないと持たない、いや死ぬ、みたいな生活をしていると、「早起き?何言ってるんだ?」 と思う人も多いと思います。最近では、働き方改革なのか人手不足で辞められたら困るからなのか、労働基準法を守る企業も珍しくなくなってきたので、もしかすると安定的にまともな時間に帰宅でき、まともな時間に就寝できて、早起きが実現可能な方もいるかもしれません。ただ、そうでない方も多いというのも、個人的には重々承知しています。

 

本書での重要な示唆

ただ、仕事に追われるそういう人の中には、そういう日々を変えたい、そういう毎日を変えたいというような思いの方もいるのではないかと思っています。そういう方にとって、一つのパラダイムシフトのきっかけになるかもしれないという意味で、本書を読むのも良いのではないかなとも思いました。

本書が指摘する早起きを習慣化して実践すべき理由は、早起きにより誰にも邪魔されない時間に、頭がすっきりしている時間に思考や勉強ができる、ということ自体ではなく、一人で静かに落ち着いて過ごせる自由時間が毎日1時間から数時間生まれるという点にあります。そして、それによって、自分が本当にしたいこと、自分が考えなければいけないことに向き合う時間ができ、それによって 「主体的に」時間を利用していくことができる ようになります。逆に、朝ぎりぎりまで眠り、そこから仕事に行って、仕事をして、帰ってきて寝るまで、その時その時にやるべき事に追われるというのは、たしかにその場その場の対処という感じで、全然主体的ではないということに気づかされました。この過ごし方では、確かに何かを変えようと思える気持ちやエネルギーが沸いてこないように思えます。

逆に、早起きをして自分で自分だけの時間を生み出して、そこで何をするか考えて、自分にとって最も重要なことに、1日のはじまりに、 まず時間を使う、というのは、自分の行きたい方に向かうことができる良い循環を生みそうです。自分の行きたい方に向かえる、というよりも、自分の行きたい方がどこかちゃんとそっちの方を向けそう、という感じがします。もしこれが実践できるなら、完全にパラダイムシフトが生まれ、人生が好転するような気がしてきます…私はこの部分を読んで、「なるほど!」と思いました。

どうやって早起きを実践するのか、早起きをしてできた時間をどう生かすのか、早起きのリズムが崩れたらどうすればよいのか、などについては、くわしく書籍に書かれています。自由な時間があったら何かしたいかな?と考えて、パッといろいろ浮かんで来るような人は、早起きで充実した1日が過ごせるようになる気がします。

 

早起きは、高田晃さんの手帳術の重大なピースの一つと知った

高田さんの手帳術・ライフスタイルは、7つの習慣をベースにした手帳術に、さらにセルフコーチングを組み合わせるものだという理解でした。理想と現実のギャップをひたすらに埋めていくことを自らどう上手くやるかという点が本質で、主体的に生き(第1の習慣)、自らの理想と希望と価値観を明確化し(第2の習慣)、優先順位を違えず(第3の習慣)、周りと上手くやり(公的成功。第4~第7の習慣)、刃を研ぐことを忘れない(第7の習慣)というサイクルを回していくという7つの習慣の実践そのものだと理解しています。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

著者/メーカー(ブランド): スティーブン・R.コヴィー(著), フランクリン・コヴィー・ジャパン(翻訳)

この実践には、強固な主体性が必要で、鏡のように、あるいはメモリストレージやキャンバスのように手帳を使うことが重要なファクターだと思っています。今回の「とにかく早起き」を読んで、早起きによって、主体的な時間を確保するということもまた重要なファクターなのだと分かりました。なるほどという気持ちです。

私は、ときどき一人になれる空間に言って集中していろいろと見直したり考えたりする時間を作っています。そういう時はちょっと遠いところで数時間一人になれるようなところにお金と手間をかけて行っています。本書を読んで、早起きさえすれば、毎日そういう時間が自宅で得られるのか、とも思いました。たしかにそれはすごい1日が、1週間が、1ヶ月が充実していきそうと思いました。実際に早起きをなんとか実践できないかなと試行錯誤中です。

いろいろ気づけて良かったので、読むのを是非おすすめします。

とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力

著者/メーカー(ブランド): 高田 晃(著)

決定版 手帳で夢をかなえる全技術 (ASUKA BUSINESS)

著者/メーカー(ブランド): 高田 晃(著)

夢をかなえるライフデザイン手帳2025

著者/メーカー(ブランド): 高田 晃(著)